博物館実習四日目の今日は、教育普及実習。実際に来館者を対象とした教育普及事業を運営してもらいました。
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教育普及事業実習では「つくってあそぼう!科学のフシギ」という体験学習を行いました。参加者の安全を保ちながら、どのような方法で出来るのか、実習生同士で模索しながら考えました。
私たちのチームでは「白黒なのに色がつく?!ベンハムのこまをつくろう」という企画を行いました。事前準備の際には実演練習をして企画が順調に進められるのかを確認いたしました。当初、考えていた通りの進行構成ではスムーズに行うことができませんでした。参加者役の学生からアドバイスをもらい、無事に本番を迎えることができました。
呼び込みの成果もあり、参加者が少しずつ増えていきました。来館者の子どもたちに楽しんでもらうことができてやってよかったという想いを抱くことができました。
子どもたちへの体験学習を通して、子どもたちだけではなく、大人(保護者)も一緒に楽しんでいることに気付かされました。ベンハムのこまをまわす実演を行うと、それを見る子どもたちは「どんな色に見えるのか?」、「どんな風にまわっているのか?」を興味持って見ていました。また子どもだけではなく保護者の方も楽しみ、お子さんと会話しているなどが散見されました。教育普及事業においての体験学習が、学ぶという教育だけではなく、親子のコミュニケーションの場にもなっているのだという新しい発見を得ることができました。
水曜日にまで完成させなければならない展示制作作業については、来週の火曜日までに行わなければならないことのタスクを整理しました。実習期間も残りわずかですので、来館者にどのようなことを伝えたいのかを明確にして、実習生の皆と協力して展示制作を作っていきたいと考えています。
(佐々木聡子)
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実習4日目は教育普及事業実習として、科学に関する体験学習を実施しました。
4つの工作を用意し、その中で私はバランスとんぼを担当しました。他にも浮沈子や飛ぶタネ、ベンハムのこま、の3つがあり、どれもが楽しく科学に触れる ことのできるものとなっていました。まず、午前中に実習生全員で協力して工作 に必要な準備や流れの確認を行い、午後からは来館者の皆様に体験していただき ました。多くの来館者の方々に楽しく作って頂き、「できた!」や「楽しかった! 」と喜んでいただけた時はやりがいを感じ、とても嬉しかったです。体験を楽し いと感じていただき、疑問や気付きを発見してもらうために分かりやすく伝える ことの難しさを実感しました。
そして教育普及事業が終わった後には、15日の金曜日から開催される実習生が作成する特別展の企画について実習生全員で話し合いました。本日は具体的な方向性や使用する資料の候補を決定したので、火曜日から本格的に動いていく形 となります。残り短い期間ですが、見ていただいた方に面白いと思っていただけるような展 示を全員で協力しながら作り上げていきたいと思います。
(内山晴香)
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佐々木さんたち「ベンハムのコマ」チーム、内山さんたち「バランスとんぼ」チームのほか、「浮沈子」チームと「飛ぶ種子の模型」チームに分かれ、それぞれ工夫して進めていました。ちなみに博物館側で用意したプログラムは「ベンハムのコマ」「浮沈子」「飛ぶ種子の模型」で、「バランスとんぼ」は実習生のオリジナルです。80名を超える方が参加してくださいました。