今日は実習2日目、今日明日と2日間にわたって資料整理実習を行います。モノ(資料)を扱う博物館において、もっとも根本的な実習作業と言えるかもしれません。実習生はそれぞれの分野(考古・歴史・民俗・地質・天文)に分かれて実習を行いました(必ずしも第1希望とはいきませんでしたが…)。

考古分野は、遺跡から発掘された土器の整理を、歴史は古文書の裏打ちを、民俗はひな人形資料の写真撮影と整理を、地質は現生の貝の貝殻標本の整理を、天文は「ひらつか星空調査隊」のデータ整理と秋期特別展関連事業の下準備を行いました。

引き続き明日も資料整理実習。中には展示制作のヒントになる作業もあるでしょう。ぜひ頑張ってほしいと思います。

土器片の分類をする実習生

考古の資料整理は発掘された土器片の整理
慎重に扱います

古文書の裏打ちをする実習生

歴史の資料整理は「裏打ち」
裏打ちの会の皆さんの協力のもと、本物の古文書の裏打ちに挑戦

写真撮影のためにひな人形をならべる実習生

民俗の資料整理はひな人形などの写真撮影
これらは春期特別展で展示予定の資料です

貝殻標本の整理をする実習生

地質の資料整理実習は採取された現生の貝の貝殻標本の整理
うまく分類できたでしょうか?

ロケット工作の試作を行う実習生

実物資料が少ないのが天文
代わりに秋期特別展関連事業の準備などを行いました