いよいよ夏期特別展「茶色ばっかりじゃないんだぞ!~カラフルな考古資料たち~」の展示制作が大詰めを迎えています。
特別展開幕まであと一週間。展示室に資料も搬入され、今週から展示作業が本格的に始まりました。ここで、今日に至るまでの特別展示室の様子をちょっとだけ紹介しましょう。
特別展示室には、壁面に固定されている展示ケースだけでなく、様々な什器が設置可能です。斜面台や平面台、展示室を区切ることができるパネル、……。それらをどう配置するかは担当者が組み立てた展示のストーリー次第です。
とはいえ、什器は大きくて重いので、展示室内の配置を変える作業は他の学芸員も加わって総がかりで行います。あ、今回の特別展は、いつもとちょっと動線が違うみたいですよ。
什器のレイアウトと合わせて資料を展示する前に調整しなければならないのが照明です。今回の特別展は、ライティングにも一工夫あるようです。おや、なにやらいつもはやらないような作業が行われていますね?
昨日には、これらの準備は一通り終わり、資料の展示作業も始まっていました。資料も、ただ置けば展示になるわけではありませんので、位置や向きなど、念入りに調整する必要があります。今後はその作業が本格化していくでしょう。解説パネルを掲示したりキャプションを作って設置したりもしなければなりませんね。週明けには特別展開幕直前の様子をお伝えしたいと思います。お楽しみに!
(もちろん夏期特別展もお楽しみに)
夏期特別展「茶色ばっかりじゃないんだぞ!~カラフルな考古資料たち~」は7月21日(金)開幕です。