現在博物館では、「燻蒸(くんじょう)」という作業を行っています。

燻蒸とは、博物館に保管されている資料を虫害やカビなどから守るために、博物館の収蔵庫を密閉して薬剤を噴霧し、殺虫・殺カビすることです。この燻蒸作業をしている期間は、建物への立ち入りができなくなります。

廊下を多数の太いホースが這う。

機械と管でいっぱいの廊下。

ビニールで出入口がふさがれた収蔵庫(まだ人が出入りするスペースが開いている)。

目張りされた収蔵庫の扉と薬剤の機械。

燻蒸作業をしている間職員は、防火扉で遮断できる講堂に集まって仕事をしています。
この燻蒸、なかなか大変な作業ですが、年一回この時期に燻蒸をすることで、虫やカビによる被害を防ぐことができます。

博物館は6月16日(金)まで休館しています。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。