なにやら、考古担当の新宮学芸員が、絵の具で何かを描いています。
画家に転向?なんてことはなく、夏期特別展担当者がポスター&リーフレットのデザインに奮闘中なのです。
博物館で年に3回開催される特別展。その制作には様々な作業が伴います。図録の執筆や解説パネル、キャプションの作成に加え、関連行事の企画、場合によっては資料借用に伴う手続きなどを行うことも。資料を展示ケースの中に並べるだけで特別展ができあがるわけではないのです。
中でも苦労する(?)のが特別展周知のためのポスターやリーフレットの作成、特にデザインです。来館者が最初に特別展に触れるのはポスターやリーフレット、ということも多いでしょう。いわば特別展の“顔”です。いろいろ試行錯誤をしながら、ときには他の学芸員の意見を聞きながら、仕上げていくわけです。
なにやらお弁当箱が見えますが……どんなポスターになるかはできあがってのお楽しみ!
夏期特別展「茶色ばっかりじゃないんだぞ!~カラフルな考古資料たち~」は7月21日(金)開幕です。ご期待ください!