昨日、毎年恒例の体験学習「縄文人になろう」が行われました。縄文人の技術を自分たちで手を動かして体験してみようというこの行事、今年は「弓矢」、「火起こし」、「竹笛づくり」を体験していただきました。
まずは弓矢。現代人にとってはスポーツとして弓道があるくらいで、日常生活ではまったくの無縁です。しかし、縄文人にとっては狩りで食料を得るための重要な手段。これができなければ生きていくことができません。今回の体験では弓で矢を放ち、的に3回連続で当てれば合格。最初は手こずっていましたが、最終的には全員がしっかりと矢を射れるようになりました。
お昼休みを挟んで続いては火起こし。今はガスコンロのスイッチをひねればすぐに火が点きますが、昔はそうはいきません。マイギリをつかって摩擦で火を起こします。暑い中の火起こしとなり、みんな汗だくになっていましたが、無事に火は点いたようです。
最後は竹笛づくり。人間、食べて寝るだけでは生きてはいけませんよね。人生には楽しみが必要。その一つしての音楽。音楽を奏でるための竹笛です。竹を削って穴を開ける…なかなか音が出るまでが難しいですが、きれいな音色の笛はできたでしょうか?
全員が課題をクリアして修了、最後に縄文人の衣装を着てジオラマの中で記念写真を撮りました。この「縄文人になろう」は来年度も行う予定ですので、興味がある方はぜひ、ご参加ください!