4月29日(土)と30日(日)に開催された博物館こどもフェスタ2023、今日はプラネタリウムのご報告です。

博物館こどもフェスタの日のプラネタリウムは、毎年、「プラネタリウムこどもフェスタスペシャル」と題して学芸員ではなく当館でアルバイトをしている大学生など若いお兄さんお姉さんが投影をしています。今回も、6人が投影を担当、それぞれ個性豊かな投影を見せてくれました。

1日目の投影を担当したのは松井瀬奈さん、辻本あかりさん、枡本晴希さんです。
松井さんは参加型のプラネタリウム。冬の星座、春の星座を楽しく紹介してくれました。
辻本さんは春の夜空に登場するヘラクレスに退治された化け物たちの物語を語ってくれました。
枡本さんは黄道十二星座……つまり誕生日の星座をすべて紹介してくれました。

左から辻本さん、松井さん、枡本さん。

2日目の投影を担当したのは太田明日夏さん、金子じゆんさん、松下和希さんです。
太田さんはホルストの組曲『惑星』をBGMに太陽系の惑星めぐりました。
金子さんは自ら描いたイラストともにヘラクレスに退治された化け物たちの物語を紹介してくれました。
松下さんは南半球に行って普段は見ることができない星座をたくさん紹介してくれました。

左から太田さん、松下さん、金子さん。

学生さんたちの投影は、特に取り上げる内容やストーリーの組み立て方など、私たち学芸員も参考になりました。
今回の投影者の中には、将来プラネタリウムで働くことを目指している子もいます。どんな進路に進むにしろ、今回の経験が役に立ってくれることを願うばかりです。