去る4月29日・30日に博物館こどもフェスタ2023を開催しました。今年度から本格的に復活した行事ですが、事前申込・当日申込で様々なイベントを実施しました。今日はそのうちの「ぶたいうらたんけんツアー」のご報告です。

収蔵庫前廊下

ぶたいうらたんけんツアーでは、古文書や浮世絵などの歴史資料が収蔵されている第1収蔵室、土器や石器などの考古資料と鳥の剥製や魚の液浸標本など生物資料が収蔵されている第2収蔵室、植物や昆虫標本など生物資料が収蔵されている第3収蔵室、民具などの民俗資料が収蔵されている第4収蔵室、岩石や化石など地質資料が収蔵されている第5収蔵室の五つの収蔵室を巡りました。

第2収蔵室(考古・生物資料)
第4収蔵室(民俗資料)

そのほか、標本などをを製作する工作室、資料の写真撮影をする写真室、天体観察などを行う屋上、プラネタリウムのコンソール。学芸員が仕事をしている研究室、参考文献などが保管されている文献資料室、空調や電気を管理する機械室、館長室、事務室などの博物館活動を支えるスペースも巡りました。

文献資料室
館長室と浜野館長

博物館の普段は入れないスペースですが、参加者の皆さんは熱心にご覧になり、多くのご質問をいただきました。展示室で展示されている以上の資料が博物館に保管され未来に伝えようとしていること、でも、収蔵室もいっぱいでなかなか入りきらない現状があることなどをご理解いただき、博物館を考えるきっかけにしていただければ幸いです。