今年の春の博物館は、退職する方や異動する方がいらっしゃいました。博物館の裏の桜は満開で、今年も送られる人、迎える人を見守ってくれています。
まず、市史編さん担当の熊澤正郎担当長が定年退職となりました。長年、市史の編集にあたっていただき、2巻が無事に刊行されました。
同じく市史編纂担当では、湯尾尚浩主査が移動となりました。昨年度刊行された第13巻下の編集に尽力されました。
博物館管理担当では、杉山正彦担当長が移動となりました。管理担当のトップとして、老朽化が進む館内設備を適切に維持管理していただき、博物館活動の根幹を支えてくださりました。
一方、令和5年度からは新しい仲間が加わりました。
まず管理担当では、杉山担当長の後任として、社会教育課から坂田剛担当長が着任しました。
次に市史編さん担当では、熊澤担当長の後任として、平塚市民病院医事課から近藤俊男担当長が着任しました。
また湯尾主査の後任として、栗山雄揮主査が着任しました。栗山主査は長年、博物館・社会教育課で考古学担当学芸員を務め、2020年度には館長として博物館の運営にあたられてきました。今年度は市史編さん担当に加わります。
さらに学芸担当では、平塚市まちづくり財団から澤村泰彦主任が着任しました。澤村主任は長年、博物館で天文担当学芸員を務め、2013年度から7年間館長を務められました。今年度は再び天文担当の学芸員として、プラネタリウム投影にも加わっていただきます。
新しい体制のもと、平塚市博物館は地域博物館としての理念を受け継ぎつつ、より活発に事業を進めていきたいと考えております。今後も平塚市博物館をよろしくお願いいたします。