というわけで、およそ半年ぶりに鉄刀が帰ってきました。
万田熊之台横穴群という古墳時代の終わりごろにつくられたお墓から見つかった鉄刀のうちのひとつです。
一昨年まで常設展示でご覧いただけていたのですが、年々劣化が進み、このままではすべてサビてなくなってしまうかもしれなかったので、保存処理をしてもらうことにしました。
X線写真も撮ってもらっていました。写真の白いところが刀の本体です。思いのほか残っていたので安心しました。
これで展示に出しても劣化しにくい状態となったので(といっても長期間の展示は難しいかもしれませんが)、今後再び皆さんの目に触れる機会もあると思います。