2月18日、天体観察会による博物館文化祭の実演イベント「太陽黒点を見よう」が開催されました。

屋上でイベントの準備をする天体観察会のみなさん。空青く晴れている。

準備をする天体観察会のみなさん。奥では望遠鏡の調整を行っています。

望遠鏡から投影された画像を確認しているようす。

こちらも最後の確認中。この望遠鏡では黒点を紙に投影して観察しています。肉眼で太陽を直接見ると目を傷めてしまい失明する危険があるので、このように投影することで安全に黒点の様子を観察することができます。(望遠鏡で太陽の光を集めて投影しているので、この望遠鏡は絶対にのぞくことはできません)

参加者に説明をする天体観察会会員。

イベントが始まりました。今日は天候にも恵まれ、絶好の観察日和です。お客さんも途切れません。うっかり望遠鏡をのぞいてしまうことがないように、望遠鏡の横からは離れません、と天体観察会のYさん。

実際に投影された黒点の様子

黒く映るのが現在の黒点。実際の位置とは左右が反転して見えます。

望遠鏡のレンズにスマートフォンのレンズを当て、撮影を試みるようす。

こちらの望遠鏡は太陽望遠鏡という太陽を観察するための特殊な望遠鏡で、望遠鏡をのぞいて観察することができます。太陽望遠鏡では水素が出すHαという赤い光を見ることができ、プロミネンスなどを観察することができます。写真は天体観察会会員のアドバイスを受けながら写真撮影に挑戦しているところ。

せっかくなので撮影に挑戦してみましたが、太陽が白くなってしまい上手く撮れませんでした(涙)。↓

露出過多で白く飛んでしまった太陽望遠鏡でみた太陽の写真。

実際には太陽は赤く見え、今日は左下にプロミネンスも観察できました。