博物館ワーキンググループ「平塚の古代を学ぶ会」の手によって、10年余りの歳月を経て完成した「脇殿」模型。
先月の「博物館文化祭」でお披露目され、メディアにも多く取り上げていただいた注目の”逸品”が、ついに常設展示室に登場しました。文化祭の展示ではガラス越しの観覧でしたが、こちらでは間近にご覧いただけます。
屋根は「檜皮葺」で再現。細かく積層されています。屋根の一部は内部がよく見えるよう、切り欠きされているので「刀筆之吏」が、建物内で実務を執っている姿も見えます。
連子窓からも内部がうっすらと見えています。
2階常設展示室「相模国府を探る」のコーナー展示の世界観を、じっくりご覧いただければと思います。
なお、ボタンスイッチは内部照明の「点灯」ボタンとする予定でしたが、コロナ禍のため常時点灯としたため機能しません。お触れにならぬようご了承ください。