昨日2月5日より、第21回博物館文化祭が開幕しました。

博物館文化祭は、当館で活動するワーキンググループの成果発表の場。昨年度はコロナ禍で緊急事態宣言が発出中だったこともあって残念ながら中止としました。なので2年ぶりの開催です。
とはい、今年度もコロナ禍は続き、思うように活動が行えなかったワーキンググループも多かったのが現実。今回の文化祭には7ワーキンググループが参加していますが、参加していないワーキンググループも活動を行っていないわけではありません。

博物館文化祭は、大きく「展示」「報告会」「実演」に分かれています。
「展示」は、その名の通り活動の成果物を展示するもの。今回は6ワーキンググループが展示を製作しました。会期中、休館日を除いていつでも見ることができます。内容については、製作したワーキンググループに対し質問することもできます。

展示室の様子

「報告会」は、講演会形式でワーキンググループの会員が研究成果などを発表するもの。通常であれば多くのワーキンググループが一堂に会し、半日を使って順に発表していただくのですが、今回はコロナ禍で申込制にせざるをえず、「平塚の古代を学ぶ会」が単独で実施することになりました(※すでに参加申込は締め切っています)
「実演」は…これも文字の通りですね。今回は「天体観察会」が来館者に太陽黒点をお見せする「太陽黒点を見よう!」と「祭りばやし研究会」が来館者にお囃子の演奏をお聞かせする「古民家でお囃子を聴こう」の2つが行われます。前者はまさに本日開催中で、後者は2月12日(土)に行われます(当日整理券制)。

1月の下旬から一昨日まで、参加したワーキンググループの会員が日々準備に勤しんでいました。彼らの成果、ぜひご覧いただければと思います。会期は2月20日(日)までです。

「古代生活実験」の展示製作の様子