11月19日(金)に見られる“大”部分月食に向けて望遠鏡の工作行事を実施しました。
11月13日(土)・14日(日)に行われた体験学習「望遠鏡を作って月食を観察しよう」では、コルキットスピカという望遠鏡キットを組み立てました。比較的安価で、性能がよい望遠鏡がつくれます。コロナ禍で参加者を絞っての実施となりましたが、皆さん、無事に完成させ、両日とも天気に恵まれたので実際に作った望遠鏡で月を観察することができました。
11月19日(金)は夕方から宵にかけて、全国的に“大”部分月食が見られます。“大”と書いたのは、月がすべて隠される皆既月食にはならないものの、ほとんどすべて隠されるからです(最大食分0.97)。
平塚では、月が昇ってきた時点ですでに月食が始まっています。月が最も大きく欠けて見えるのは18時03分です(全国どこでも同じ時刻)。その時点でも月の高さがやや低いので、南東の空が開けた場所で観察するようにしてください。肉眼でもじゅうぶん楽しめますよ。あとは晴天祈願!