3月20日から5月30日まで、春期特別展「火球と隕石」を開催しました。お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。
展示では、2020年7月2日落下した習志野隕石の1号と2号の実物に加え、2号によって割れた瓦についてもご紹介しました。また、珍しい火球や流星の科学に加え、火球や隕石に関わる様々な工作例も紹介しました。
講演会では、前館長の澤村泰彦さんに「星降り伝説を訪ねて」と題し、神奈川や京都を中心に、星が落ちて湧き水になったり、落ちた石を奉ったりしているお寺や神社の伝説についてお話しいただきました。また、私(藤井)は「火球を観察しよう」と題し、流星の科学や観察方法についてお話ししました。
プラネタリウムでは特別展とあわせて「習志野隕石の故郷」を投影し、流星の軌道決定の原理や、隕石が地球までたどってきた経路について、詳しくお伝えしました。
2階の情報コーナーでは火球観測ができる工作例を中心に、特別展の一部を引き続き展示しています。今年の夏休みの自由研究で、ぜひ挑戦してみてください!