令和2年度の博物館実習が、今日から始まりました。今年度は12大学から13名の参加となりました。
今年は、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、健康状態のチェックや、ソーシャルディスタンスの確保など、対策を取りながらの実施となりました。
1日目は、事前課題である常設展の展示批評、教育普及事業企画案、実習生展示企画案の3つの発表を行ってもらいました。実習生ならではの目線による批評や企画案は、学芸員からみても新鮮と思える部分がいくつもありました。
事前課題の中でも実習生展示企画案は、実習生各々が考えてきた展示企画案を発表し、それに実習生や学芸員が票を投じて、最終的に絞られた案を実習生全員で実際に作成するという実践的な内容になっています。
今年度の実習生展示は、コロナウィルス感染症がまん延する現状を反映し、アマビエと疫病退散にまつわる文化をメインテーマとすることになりました。実際にどのような内容の展示になるのか、ご期待ください。