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D52 403号機関車




  
D52型蒸気機関車は大型の貨物機関車D51を改良して昭和18年(1943)に設計された強力機です。しかし、戦争中のため資材の節約や工作の簡素化がはかられ、不備の点が多く、昭和26年(1951)から大幅に改装されました。主に、東海道線や山陽線などで貨物用・勾配用に活躍していた国鉄最大の蒸気機関車です。
  この403号機は山口県の日立製作所笠戸工場で昭和20年3月18日に製造された後、昭和27年5月10日に改装され、昭和43年6月までの走行距離は1,100,097.7kmで、地球を27周半したことになります。


D52 403号機関車 D52 403号機関車 運転室 D52 403号機関車


D52 403号機関車

D52機関車の大きさ等
機関車重量(運転整備) 84,3トン シリンダ直径×行程 550×660mm ボイラー水容量 9,5立方メートル
炭水車重量(運転整備) 54,1トン 使用圧力 16,0kg/平方センチメートル 炭水車水容量 25,0立方メートル
動輪上重量(運転整備) 64,6トン 火格子面積 3,85平方メートル 燃料積載量 12,0トン
 長 さ 21,105mm 全伝熱面積 244,5平方メートル 動輪直径 1400mm
 高 さ 3,982mm 火室伝熱面積 17,5平方メートル 先・従輪直径 860mm
  幅 2,910mm 最大指示馬力 1963Hp



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