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馬入水辺の楽校生きもの調べの会(2007年10月)

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Yellow tail

水辺の楽校の風車

<馬入水辺の楽校 生きもの調べの会>

2007.11.1 


●10月の活動   10月14日(日) はれ 

来年3月からの展示に使おうと、
オギでフクロウを作りました。
なかなか個性あふれる作品が出来ました。
午後は水辺の楽校の会と一緒に
トンボ池の泥さらいをしました。
たいへんだけど、これがなかなか楽しい!!



<オギのフクロウ作り>
顔は平らに、胸は丸く仕上げるのが“コツ”です。
手ごろなオギを探す フクロウを作る1 フクロウを作る2
手ごろなオギを探します。 3本くらいをまとめて
頭を作り・・・
体も3本ぐらいのオギで作ります。
フクロウを作る3 オギのフクロウ フクロウと集合写真
材料を前に苦戦中。。。 出来たフクロウはフェンスに立てて 最後に記念写真!


<作品たち>
こんなフクロウが30羽くらい生まれました。
オギフクロウ1 オギフクロウ2 オギフクロウ3
オギフクロウ4 オギフクロウ5 オギフクロウ6


<トンボ池さらい>
トンボ池が出来てから5年。底に泥が溜まって環境が変わってきました。
池に棲む生きものたちは網で救い出し、泥はバケツでかき出しました。
網で生きものをすくい出す1 網で生きものをすくい出す2
網で泥の中にいる生きものを採ります。 なるべく丁寧に。
泥をバケツですくう 泥は木々の間で干す
泥はバケツでかき出し 近くの木々の間に置いていきます。
生きものはプールへ ザリガニ
生きものは手前のプールと
スチロール箱に避難させました。
いえぃ!
ウナギ ウシガエル
こんな大きなウナギや ウシガエルもいました。
放流 放流2
トンボ池に水が戻るのに時間がかかるので
捕まえた生きものは、最後に下流ワンドに放流しました。
(ヒメタニシを除く)


ショウリョウバッタモドキ <水辺の楽校でショウリョウバッタモドキ発見>

 10月12日に風車のそばの草むらで、ショウリョウバッタモドキが
撮影されました。この種は、丘陵地のチガヤなどの茂った土手で見られますが、
近年減少傾向にあり、『神奈川県レッドデータ生物調査報告書2006』では
要注意種とされています。河原で見つかることは少なく、
水辺の楽校で大事にしていきたい種がまた一つ増えたのは嬉しいことです。
ショウリョウバッタモドキが生き続けるには、
ある程度の草丈のある草原が維持されていくことが重要だと思われます。
 なお、数の多いショウリョウバッタと見分けるには、
頭のとがり方が弱いこと、足が短いことに着目する必要があります。
また、ショウリョウバッタモドキはめったに飛ぶことがありません。


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