わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

漂着物を拾う会(2005年11月)

平塚市博物館公式ページ

虹ヶ浜から<2005年11月>

●今月の虹ヶ浜(2006年11月12日)

雪をかぶった富士山頂

05年11月12日の虹ヶ浜

冠雪した富士山頂

朝から雨模様だったのですが、集合時間にはなんとかあがって無事に開催。途中で顔を出した富士山
は雪をかぶっていました。海岸は、なぜかキヒトデが大量に漂着。めずらしいことでした。


なぜか、キヒトデが大漂着! 

大量に打ち上げられたキヒトデ

奇形のキヒトデ

紫色をしたキヒトデ

11/8河口右岸で(松下弓子氏撮影)

大量のキヒトデの死体が流れ着きました。原因はなんでしょうか?
多くは左の写真のように黄色い色をしていますが、右のように紫色
をした個体も少数混ざっています(松下弓子氏撮影)。色は違ってい
ても、どちらも同じ種類です。ところで、左の写真はなにか変だと思い
ませんか。再生力のもたらした奇形ですね。


大きなミドリイガイ

イルカの脊椎骨

大型のミドリイガイ

イルカの脊椎骨

こうした大型の貝殻が見つかるのは、ミドリイガイが
定着している証拠になりますね。

大磯町照ヶ崎海岸で、南那津子さんが
見つけたもの。


漂着物図鑑   馬の歯

 大磯町西小磯海岸で拾われた動物の歯が博物館に
届きました。かみ合わせの面に波のような模様がつい
ていて、草食動物の臼歯(奥歯)にちがいありません。
くわしい方に見て頂いたところ、馬の歯だと分かりまし
た。上顎の後臼歯にあたり、大きさからみて8歳前後
の馬のものだそうです。また、牛と馬は図の矢印の部
分の有無で見分けられるそうです。 

★「君も自然探偵」に「漂着物クイズ」をアップ
しました。ぜひチャレンジしてください。

馬の歯

牛の歯と馬の歯の違い

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