わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

漂着物を拾う会(2005年7月)

平塚市博物館公式ページ

虹ヶ浜から<2005年7月>

●今月の虹ヶ浜(2006年7月9日)

外国からのお客様

虹ヶ浜全景7月9日

会に参加したJICAの研修生

JICA主催の研修で来日されている、ケニア・中国・スリランカの博物館職員の方が会に
参加されました。みんなが、ガラクタ拾いに熱中するようすは、彼らの目にはどのように
映ったでしょうか。


これは何?

ウミケムシ

これは何?

これは何?答えはこちら

ウミケムシというゴカイのなかま
うっかりさわると毒針があって危険!

これは何?答えはこちら(大磯海岸)


スナガニ調べ

スナガニの分布図

 漂着物だけではなく、海の自然のことを少しずつ調べていこうと、
7月はスナガニの調査に取り組みました。5グループに分かれて、
それぞれ約25m四方の中にどのくらいスナガニの巣穴があるかを
記録しました。上の図は、大野さん・金原さん・杉山さん・高橋さん
のチームの結果です。どちらかといえば、巣穴は海岸植物の少な
い場所に多く、お互いに離れた位置にあることが分かりました。
なお、図中の2cmなどは巣穴の直径を示します。



漂着物図鑑  ミズウオの歯

 4月の会に、井川さんが茅ヶ崎海岸で拾われたミズウオを持ってきて
くださいました。今度は、片倉さんからミズウオのものと思われる歯の
標本を頂きました。平塚海岸に打ち上げられていたそうです。
 ミズウオは深い海に生息する種類で、相模湾と駿河湾に多く、その
周辺では浅瀬に出現したり、打ち上げられたりすることもあります。深
海魚の特徴の一つである、大きな口と鋭い歯を持っており、見つけた
獲物は逃がさないという備えをしています。何でも飲み込むのも特徴
で、ミズウオのおなかを調べると、深海の環境についての情報が得ら
れるという研究者もいるそうです。

ミズウオの歯

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平塚市博物館 254-0041 神奈川県 平塚市 浅間町12-41
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