わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

一路、東へ

　漂着物のほか、スナガニの巣穴やハマヒルガオなどの海岸植物などにも気をつけながら東へ向かいました。
ビーチセンターでは、海辺のイベントの仕掛け人で、ビーチコーミングの普及にも力を入れているドジ井坂さんの
お話しを聞きました。

いろいろな拾い物

ハコフグ

ハシボソミズナギドリ

アメフラシの卵

新港近くは貝の種類が多かった！

ベッコウガサ

ミタマキガイ

ナガニシ

漂着物図鑑 　 ククイの実

　ククイは、マレーシア原産のトウダイグサ科の
樹木です。ククイはハワイ語で、ハワイアブラギ
リの別名があるようにハワイと縁が深く、ハワイ
州の木にもなっているそうです。実はクルミに
そっくりですが、真っ黒だという特徴があり、ハ
ワイではこれをきれいに磨いたものがおみやげ物
に使われています。この実は熱帯からの漂着果実
の代表的なものの一つで、沖縄などで時々記録さ
れます。今回紹介したククイは、鎌倉市在住のビ
ーチコーマーであるエマ・ロングホーンさんが平
塚海岸で昨年10月に拾われたものです。平塚で拾
ったのでということで、博物館に寄贈していただ
きました。クルミと間違えて見落としている可能
性もあるので、今後注意していきましょう。