わたしたちは「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動している地域博物館です

歴史

いん石−宇宙の情報箱 (いん石はどこから)

歴史

最終更新 1998年5月


神格化された隕石(国立科学博物館所蔵)

昔の人は天から石が降る、ということは大変な驚
きであったと思われます。多くの国で、神殿や祭
壇の神体や守り神のように崇拝がされていました。
初めて隕石が科学的に考察をされたのは1772年
のことです。フランスのラボアジエは「地表のもの
であった」と結論していますが、1794年、ドイツの
クラドニが「明らかに地表のものではない」との報
告をしました。この後1803年、パリに大規模な隕
石雨があり、フランス理科大学で調査した結果、
隕石が宇宙物質である、という決定的な証拠とな
りました。
隕石「メテオライト」は古代ギリシャ語の「メテオラ」
が語源です。これは「空中の物体」を意味し、言
い得た名前であることは1800年ころになるまで証
明されなかったということです。











ページの先頭へ