北金目字塚越に所在し、北金目台地の東に延びる台地先端に位置します。北金目の不動院の裏にあります。現在、市内で唯一存在する前方後円墳であります。昭和34年に調査がされ、人骨、朱、管玉、鉄製品が出土し、6世紀代の築造と推定されました。規模は全長45m、前方部長24m、後円部長21m、後円部の高さ2,35mを計ります。平成6年と8年には古墳の範囲確認(主に周溝)が行われ、周溝内から4世紀後半の土師器が出土しました。古墳の形態は周溝の状況から、前方後方墳の可能性も考えられるとの見解があります。築造年代も従来の年代より古くなるようです。まだまだ、問題を残した古墳といえます。被葬者は金目川水系を掌握していた豪族の長と考えられます。 | |
塚越古墳_遠景写真 | |
塚越古墳_全体写真 | |
塚越古墳_出土した管玉 | |
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